國學院大學 平成21年度SYLLABUS

科目名
教員名
演習2
野村一夫

▼科目詳細
対象学部・学科
経営学科,経済学科,経済ネットワーキング学科
▼開講詳細
開講時期
開講場所
開講学年
昼夜
曜日
時限
備考
1通年渋谷キャンパス43時限
 
▼講義概要
演習題目・テーマ
メディア文化論
講義の目的・内容
 ニュース報道のあり方、インターネットの行方、雑誌の読み比べ、音楽文化の現在など、メディア文化論にはさまざまな問題がある。メディアを媒介した文化現象であればよしとして、メディアがそれらをどのように描いているか、どんなリアリティを構築しているかを問う。研究方法としては、昨今の人文社会科学で流行している「カルチュラル・スタディーズ」と「メディア・リテラシー」を参照する。メディア文化論は社会学的なセンスも必要なので、自分で社会学を勉強することが必要である。と言っても具体的には次の三点でもって研究することになる。ディープな文化的世界を具体的に追って理解する。その歴史的経緯を調べてみる。たんにおたく的に埋没するのでなく批判的に眺めてみる。
 前期には、メディア文化を論じた本(新書レベル)を多読する。そもそもメディア文化論には定番の教科書がないので、一冊を精読すればよいというものではない。たくさんの本を読破する必要がある。基礎演習のレベルから「ひと桁」できれば「ふた桁」増しの数の本を読破できるようにトレーニングする。前期で読む本は指定する。
 後期には、今度は、期末の卒業論文をめざして個人報告が中心になる。自分でテーマを決め、それに関する複数の文献を読んで、先行研究を整理し、素材を収集して、自分なりに分析する。それをゼミで討論して洗練させていく。
成績評価の方法
日常のゼミ活動参加と期末の卒論で成績評価する。ゼミだからといって漫然と全員Aなどということはない。無断欠席・遅刻厳禁なので、その分は減点する。
教科書
有馬哲夫『世界のしくみが見える「メディア論」』宝島社新書。
村瀬学『宮崎駿の「深み」へ』平凡社新書。
切通理作『宮崎駿の〈世界〉』ちくま文庫。
速水健朗『タイアップの歌謡史』新書y(洋泉社)。
南田勝也『ロックミュージックの社会学』青弓社。
小檜山賢二『ケータイ進化論』NTT出版。
荻上チキ『ネットいじめ』PHP新書。
林幸雄『噂の拡がり方』化学同人。
金平茂紀『テレビニュースは終わらない』集英社新書。
原寿雄『ジャーナリズムの可能性』岩波新書。
徳山喜雄『フォト・ジャーナリズム』平凡社新書。
武田徹『戦争報道』ちくま新書。
純丘曜彰『きらめく映像ビジネス』集英社新書。
石井淳蔵『ブランド』岩波新書。
四方田犬彦『「かわいい」論』ちくま新書。
柄本三代子『健康の語られ方』青弓社。
碓井広義『テレビの教科書』PHP新書。
岡村黎明『テレビの21世紀』岩波新書。

参考文献